私がレザークラフト販売を始めてからずっと売れ続けた理由
レザークラフト販売を始めて5年以上ずっと売れ続けた私の販売方法を紹介します。
これは誰に習ったわけでもなく、自分で考えたやり方なので、参考になるかどうかわかりませんが。
そもそも私にとって「もの作り」というのは、使う人ありきというのが私の販売スタイルに大きく影響しています。
レザークラフトをやり始めた頃から、家族や友達など近しい人の欲しいものを聞いて作っていました。
これはきっと皆さんされていますよね。
私はそれをFacebookにあげたりブログで宣伝したりして広めていき、それを見た友人づてに連絡が来るようになり、少しづつ認知度が広がっていきました。
さらにはそのうち百貨店の催事に呼ばれるようになり、企業と契約してコラボ作品を継続して作らせていただけるようになりました。
こうやって活動していくと、宣伝しなくても「こんなの作れませんか?」と連絡がくるようになります。
レザークラフトを始めた時から変えなかった「オーダーを受ける」ということが、継続して利益を出せた要因だと思っています。
人は自分にとっての価値を感じた時、値段が高くても購入します。
自分が何かを買う時を思い出してみてください。
「絶対欲しい!」と思ったものは、少々高くても頑張ってお金をためてでも買いますよね?
レザークラフトでオーダー品を頼む人は、それと同じことを思っています。
ハンドメイドの醍醐味とも言える『その人だけのもの』ということが付加価値になり、高くても買いたくなる作品を作れる人になれると思いますよ。
付加価値のつけ方はこちらを参考にどうぞ▼
>>ハンドメイド販売でまだマーケティングやってないのはヤバイって話。
オーダーメイドを再利用した販売方法
ズボラな私は、オーダーで受けたものをSNSで発信し、反応が良かったものをシンプルな作りに変更して、ネットショップで販売したり委託先のお店に卸していました。
こうすることで新作を考える必要もないし、型紙はすでにあるものを利用できるし、シンプルにすることで手間や材料費が減り安く売れて一石三鳥!
オーダーしてくれた方には「作らせていただいたものがとても良かったので、少しデザインを変えて一般販売してもいいですか?」と連絡をして承諾をもらっていたので問題ありません。
こちらから聞いた方全員が快く承諾してくれたので、満足していただけたのだと思います。
リピーターになってくれる
作ったものをSNSで定期的に上げていると、「数年前に作ってもらった財布、新しく作り変えてくれない?」などとリピートしてくれる方も少なくありません。
私は最初にオーダーを受けた時にかなり細かくやりとりをするので、その人の希望がほぼ叶えられている状態まで持っていきます。
お客さんからすると、そんな商品は他に売ってないので、また注文することになるんですよね。
また、この時追加で複数注文をしてくれる方もいたりしました。
男は胃袋でつかめと言いますが、レザークラフト販売では好みのポイントをガシっと掴むといいのかなと思っています。
私がレザークラフト販売を始めてからずっと売れ続けた理由まとめ
今は諸事情によりレザークラフト販売はしていませんが、こうやってレザークラフトを作って販売したいと思っている方の参考になればと思い、書いてみました。
技術力の高さやこだわりだけで買う人はごく稀です。
自分の作った大切な作品を、適正価格で多くの方に買ってもらえるように、工夫してもらえたら嬉しいです。
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