サフィールのレノベイティングカラー補修クリームの使い方紹介

サフィール補修クリームの使い方 道具・革・材料

革製品の色を補修したいときに欠かせないのが「革用の補修クリーム」です。

今回はそんな革用の補修クリームの中でも人気の高い、サフィールのカラー補修クリームの使い方と注意点をわかりやすく解説していきます。

万が一失敗した時の落とし方も紹介していますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

まずは革の傷がどうなっているかを見ていきましょう。

レザ森
レザ森

うまく使うとキレイに修復できるので、注意点を参考にしてくださいね。

深い傷には革の補修クリームではアドカラーがおすすめです▼

>>アドカラーの使い方と失敗しないコツ|剥がれる原因も解説

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サフィールのレノベイティングカラー補修クリームとは?

フランスのサフィールから出ている、革用の補修クリーム『レノベイティングカラー補修クリーム』について、詳しく紹介していきます。

レノベイティングカラー補修クリームは、どちらかといえば靴磨きの延長線上にある、色補修クリームという感じなので、深い傷を修復するのには不向き。

『厚みの出ない塗料』という表現がわかりやすいかもしれません。

革表面の色落ちや色あせ、摩擦によって薄くなってしまった色をキレイに色補修することができます。

サフィールのレノベイティングカラー補修クリームの使い方

サフィールレノベイティングカラー補修クリームの使い方をざっくり説明すると、

手順①革の汚れを落とす

手順②補修クリームの色を合わせる

手順③補修したいところに塗る

手順④乾かす

手順⑤拭き取り、仕上げクリームを塗る

こんな感じです。

公式動画もわかりやすいですよ。

それではそれぞれの手順を詳しく解説していきます。

レザ森
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すでに使って失敗してしまった!という方は先にレノベイティングカラー補修クリームの落とし方へどうぞ!

 

※レノベイティングカラー補修クリームは名前が長いので、これ以降レノベイティングクリームで表記していきます。

手順①革の汚れを落とす

まずはブラッシングや水でぬらしてかたく絞った布で拭いて、革の表面についている汚れをとりのぞきます。

革の表面に汚れが残っていると、汚れの上からレノベイティングクリームを塗ることになってしまいます。

汚れの上から塗ってしまうと、汚れが取れると一緒にレノベイティングクリームも取れてしまうので、持ちが悪くなってしまいます。しっかりと汚れを取っておきましょう。

また、過去の保湿クリームが残っている場合も同じで、革の表面に余計な油分が残っていると補修クリームの定着が悪くなります。

そのときはリムーバーを使って拭き取りましょう。M.モゥブレイなら革の負担が少ないのでおすすめです。

もし細かい傷などがあるときは、紙やすりで平らにします。

ヤスリがけをする時は、削りすぎないように注意し400→800→1000のようにあらいものから順番に使って、表面を表面をなだらかにしておきましょう。

表面の凹凸がなだらかになったら、ブラシでしっかりと削り粉を払っておいてください。

手順②色を作って塗る

最大の難関といってもいいのが、色合わせです。

仕上がりを一番左右するところなので、しっかりと革の色とあう色を作ってから塗りましょう。

レノベイティングクリームは47色も種類があるので、わりと近い色が探しやすく、混ぜ合わせるとかなり幅広い色を作ることができます。

世の中に出回っている革製品はそれぞれ微妙に色が違うので、黒以外で単色(1本)でバッチリ色が合うというのはあまりないと思います。

基本的には2色以上の色を混ぜ合わせて、本体の革の色と近い色を作るのがおすすめ。

ベースとなる色に少しづつ他の色を混ぜて、元の色と合うかを確認しながら作っていきましょう。

色ができたら「1滴」程度の量を混ぜてみてください。

ほんの少しだけ水を混ぜることで、クリームが薄くなり重ね塗りをしても自然に仕上げられるようになります。

塗るときは、指でもいいですし、ハケ・布・丸めたティッシュ・スポンジ・綿棒など自分の塗りやすいものを使いましょう。

手順④乾かす

レノベイティングクリームを塗ったら、10~15分程度乾かします。

乾く時間はその時のクリームの濃さや気温や湿度などにも左右されますので、様子を見て指につかなさそうならOK。

あとは色の近い保湿クリームを全体に違和感がなくなるように塗って完成です。

レノベイティングクリームをうまく使うコツと注意点

ここからは、レノベイティングクリームをさらに上手に使うコツや注意点を細かく紹介していきます。

レノベイティングクリームの濃さの調節

先ほども紹介したように、クリームはそのまま塗るのではなく、少量の水を入れて少し伸ばすことで自然な仕上がりにできます。

ただ、傷や革の状態によって、補修したい内容が違うと思うので、それぞれおすすめのクリームの調節方法を紹介していきます。

狭い範囲で小さい傷を埋めたいとき

傷があり、厚みをだしたい時は『うすめ用クリーム』を混ぜる事で傷を埋めやすくなります。

こちらはクリームの濃度はそのままで、色を薄くすることが目的のクリームとなっています。

元のレノベイティングクリームの色よりも少し明るくなりますので、革の色と確認見ながら混ぜてください。

色あせなどの広範囲を塗りたいとき
広い範囲の色の補修をしたいときは『レザーローション』で薄めるとさらっとして塗りやすく、より自然な仕上がりになります。

シボ(シワ)のある革や、自然な風合いが強い革を補修したいときも、こちらのレザーローションを混ぜて使いましょう。

薄める時の基本は1:1ですが、好みで調節してください。

また、レノベイティングクリーム自体はそのまま塗るとマットな仕上がりですが、このレザーローションを混ぜるとツヤのある仕上がりになるので、ツヤありの革にも混ぜて使うのがおすすめです。

失敗しないためのコツ

レノベイティングクリームを塗ったあと、乾燥する前に塗ったところの境目をレザーローション塗って馴染ませると、より自然になるのでおすすめです。

塗った部分を軽く叩き伸ばすようなイメージで馴染ませてから乾燥させるとさらに良いです。

個人的に、多くの失敗する人がやりがちだな~と思うのは次の3点。

・色を確認せずにそのまま塗る

・濃度が高いまま塗る(濃度が高いまま方があう時もあります)

・深い傷を隠そうとする

どの補修クリームにも言える事ですが、一気に厚く塗るよりも、薄い層を少しづつ塗り重ねる方が自然でキレイに仕上げられます。

そのためにも、今までに紹介したクリームの濃度の調節をしてみて、色を何度も確認してから塗るようにしてみてくださいね。

レノベイティングカラー補修クリームの落とし方

レノベイティングクリームを落としたいときは、

・乾く前→水を含ませた布や綿棒

・乾いた後→革用クリーナー『レノマットリムーバー』

で落とすことができます。

塗りたての乾いていない状態だと、ぬらした布などで軽く拭き取れば取れますが、乾くと取れません。

乾いてしまったレノベイティングクリームを落としたいときは、↓のようなリムーバーを使うといいです。

こちらのレノマットリムーバーは革用のクリーナーの中でも、かなり強力な部類に入ります。

使いすぎると革が乾燥したり、傷んだりする可能性があるので慎重に使ってくださいね。

レザ森
レザ森

元の革の色も取れてしまうので使いすぎ注意です。

革の表面(銀面)がない状態だと、内部の繊維まで色が染まっていますので、完全にとりのぞくのは難しいと思います。

(※革の表面(銀面)がない状態⇨革の表面がツルツルではなく、ちょっと起毛している状態)

また、アルコール類などは革そのもののコーティングをはがしたり、シミになったりする可能性が高いのでおすすめしません。

どうしても補修クリームをとりたい時のみ試してみるのはありですが・・

元どおりにならないかもしれないことや、革にダメージを与えることを承知の上でやりましょう。

リムーバーを使えば、革の表面がある状態ならクリームを落とせることが多いです。

塗りたくないところについてしまったときや、塗ったけど色が合わなかったときは、リムーバーで一旦落としてから塗りなおしましょう。

革の修理はやりすぎると良くないので、うまくいかないときは「完璧に元どおりにならないかもしれない」という気持ちをもっておくといいと思います。

サフィールのレノベイティングカラー補修クリームの使い方紹介まとめ

このような補色クリームは、銀面があるとクリームの定着が弱くなるし、銀面がないとやり直ししづらいということになりますね^^;

今回紹介したように、

・色をしっかり合わせる

・濃度を調節する

に気をつけて、慎重にトライしてみてください。

傷の浅いものや、色落ち・色あせは今回紹介したレノベイティングカラー補修クリームで自然に修復可能です。

もし傷の深い革を直したいという方は、コロンブスの『アドカラー』との比較した記事も参考になると思いますのでどうぞ。

>>アドカラーとサフィールを比較【補修クリーム編】違いと使い分けのポイント

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