・レザークラフト初心者におすすめの本が知りたい
・型紙つきの本が欲しい
・ミシンを使ったレザークラフトの本を知りたい
こういった疑問に答えます。
✔️本記事の内容
・ミシンを使ってレザークラフトをしたい人向けの本
・本を見て作った後にやって欲しいこと
レザークラフトを約8年やってきた経験から、初心者におすすめできる本を紹介していきます。
レザークラフト初心者向けの本おすすめ7選
レザークラフトをやっているほとんどの人が独学で勉強していると思います。
この記事を読んでいるあなたも独学でレザークラフト作品を作りたいと思っているのではないでしょうか。
当サイトのように、今はさまざまなサイトでレザークラフトについて詳しく解説しているので、ネットや動画で勉強することは十分可能です。
でも、「あれ、どうしたらいいんだろう・・」と思った時に、毎回検索するのはかなり手間がかかりますよね。
そこで手元に初歩的なことが全部書いている本があればスムーズに作品作りがはかどりますし、いつでも読み返せて便利です。
というわけで、おすすめの本をみていきましょう。
レザークラフトの入門書 2冊【手縫い編】
「まずはこの1冊があればいい」と言っても過言ではないほど王道のレザークラフト入門書です。
老舗レザークラフト教室の「クラフト学園」監修で、革やレザークラフトに関する知識を正しく学べます。
道具・型紙・漉き・革包丁の研ぎ方など、この1冊でレザークラフト網羅的に
手縫いのレザークラフトで使う技法やコバの仕上げ方などの一通りの工程を写真つきで解説してくれます。
こちらの完全版は過去の「レザークラフト技法事典」に型紙と制作方法が追加され、作業中でも見やすいように大型化されたものです。
ネットにも載っていないことがたくさん載っていて人気が高く、続編も出ていますよ。
本のタイトル通り「事典」としての使い方ができる良書です。
とりあえず何か作ってみたい!
という方におすすめなのがこちらの1冊です。
出来るだけ少ない道具で簡単に作れる作品が11個載っています。
レザークラフトで使う道具・作る工程・革の販売店情報などが豊富な写真とともに解説されていますし、レザークラフトに関する全体的なイメージが掴めるでしょう。
初心者の知りたいことや、基礎の技術を実際に作りながら会得できるので「とりあえず作ってみたい」という方の最初の1冊はこちらがおすすめです。
作りながら習得してく本 2冊【手縫い】
次の2冊です。
こちらは女性向けな感じもありますが、おしゃれなカードケースやコインケース、バッグなどの作り方が24作品載っています。
ガシッとしたレザークラフト作品ではありませんが、シンプルな革小物が好きな男性にも似合いそうなデザインです。
革や工具などの基本的なことから材料の購入についても解説されており「この本のデザインに惹かれる」という方におすすめな一冊です。
また、こちらの著者「.URUKUST」さんのHPから革を購入することもできますよ。
ただ、解説が写真ではなくイラストとなっているので、他の本に比べるとわかりづらいかもしれません。
レザークラフトの知識がなくても、レザークラフトを楽しみたいという人向けの本です。Amazonでの評価も高く、初心者に好評。
綺麗なレザークラフト作品を仕上げるための大切なポイントが的確で丁寧に記載されています。初心者がつまづきそうなポイントをちゃんと理解してくれている内容で、つまづくことが少ないでしょう。
小物6点、バッグ4点の10種類の原寸大の型紙と作り方が載っています。どれも日常で使えるしっかりとした作りのアイテムばかりなので、レザークラフトがより楽しめるでしょう。
レザークラフトミシンで縫うならこの本 3冊
ここからは、家庭用ミシンや職業用ミシンを使ってレザークラフトをしたい人におすすめの本を3冊紹介します。
今まで家庭用ミシンでハンドメイドしてきたけど、レザーも縫ってみたいという方におすすめの一冊です。
本に載っているデザインはかなりシンプルなもので、ぱっと見はデザインがイマイチに思うかもしれません。
こちらの本はレッスン式になっていて、まずは革になれることから始まります。
最初はシンプルな作品を作っていき、慣れれば感性でアレンジができる内容になっています。
ただしコバの処理や芯を使うなどのレザークラフトの技法については載っていません。
ミシンを使ったレザークラフトでは、手縫いとは違う革の選び方をする必要があります。
こちらの本では使用した革の名前や特徴を写真付きで載っているので、どの革を買えばいいのかがすぐにわかるので、革選びに失敗しづらいでしょう。
また、ミシンの設定や針や糸の選び方も載っているので、ミシン設定の参考になると思います。(本の中で使われているミシンと違ってもミシンの基本の構造の参考になると思います。)
簡単な名刺入れやパスケースから、2wayショルダーやリュックなど20作品が型紙付き。ファスナーやがま口の付け方などの解説もあり、色んな革製品が作れる1冊です。
ただし、8番手の太い糸が縫える職業用ミシン向けの本になってますので、本に載っているミシンと違う場合は、革の厚みを薄くするなどの工夫も必要です。
職業用ミシンで本格的なレザークラフトを楽しみたい方向けの一冊です。
こちらはベビーロック「極」という革を縫うことに特化したミシンを使ったレザークラフト作品作りの本となっていますが、他のミシンを使っても作れる内容のものばかりが載っています。
型紙はついておらず、カードケースやペンケース、ショルダーバッグなど7作品の作り方が画像つきで学べます。
ミシンを使って本格的なレザークラフトをしたい人のステップアップとなる本としておすすめです。
本を見て作る時にやって欲しいこと
今までレザークラフトをやってきた経験から、本を見ながら作る時のコツを3つ紹介します。
- その①:型紙は厚紙にスプレーのりで貼ってからカットすること
- その②:型紙も革もできるだけずれないようにカットすること
- その③:できるだけ本に忠実に作ること
順番に説明していきます。
その①:型紙は厚紙にスプレーのりで貼ってからカットすること
型紙が載っている本に関しては、コピーして使うことになりますが、コピー用紙はペラペラで革に書き写す時に寸法が変わりやすいです。
そこで、コピーした型紙を実際に切る線より一回りくらい大きめに切り、厚紙に貼ってから実寸で切りましょう。
このときにアラビックヤマトのような水性のりを使うと、紙がふやけたり波打ったりする可能性があるので、スプレーのりを使うのがおすすめです。
もしくはレザークラフトで使うゴム糊をハケで薄く伸ばして貼ってもよいでしょう。
コツはうすく塗ることです。
その②:型紙も革もできるだけずれないようにカットすること
レザークラフトでは、革をカットしたり縫う時の合わせ方が微妙にずれたりして、最終的に大きなズレへとつながることがよくあります。
特に初心者のうちは革の扱いが難しくて、綺麗に仕上がらないかもしれません。
作品の完成度を高めるためには、一つ一つの工程を正確にやっていくしかありません。
自分の思っているようなレベルに仕上がらなくても、がっかりしないでください。
私も最初の頃に作ったものを今見ると、技術力の違いにびっくりすると同時に、続けれいればこんなに上達するのだなぁと自分に関心したりもしますw
なので、最初から完璧を目指さずに、本を見ながら少しづつ積み重ねていくことで満足のいく作品が作れるようになると思います。
その③:できるだけ本に忠実に作ること
先ほどの話と内容が少し重なりますが、最初のうちはできるだけ本に忠実に作るのがおすすめです。
というのも、本と同じような革や材料を使って同じように作ることで、「これ作ってみたい!」と思った作品をその通りに作れるからです。
本に載っている革と全然違うタイプの革を使ったり、本の縫い方と違う縫い方をしてしまうと、「こんなはずじゃなかった」というものが出来上がるかもしれません。
革の知識が増えたり応用が効かせられるようになったら、型紙を改造してオリジナルを作ったり、アレンジしたりと楽しめると思います。
千里の道も一歩からです。
まずは本を参考に実践してみて、それを活かしつつオリジナルのレザークラフト作品を作れるようになりましょう。
レザークラフト初心者向けの本おすすめ7選【型紙つき】
ということで今回は、レザークラフトにおすすめの本を紹介しました。
今はインターネットでもいろんな情報を得ることができますが、やはり本にほど詳しくは載ってません。
作業する場所の近くに一冊置いておくと、困った時にいつでも見れてない便利ですよ。
レザークラフトの基礎知識を増やして、思い通りの作品が作れるようになりましょう。
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