レザークラフトにおすすめのミシンの選び方|家庭用か職業用どっちがいいの?

レザークラフトミシンの選び方 始め方

手縫いのレザークラフトもいいけど、ミシンでも革を縫ってみたい!と思う人も多いのではないでしょうか?

とはいえ、どのミシンがレザークラフト向きなのか、どのミシンが綺麗に縫えるのかなど、選び方がわかりませんよね。

そこで今回は、レザークラフトができるミシンの選び方おすすめミシンメーカーをご紹介。

どのミシンを買えば革が縫えるのかわからないという人は、参考にしてくださいね。

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レザークラフトができるミシンは3種類

最近では、大手ミシンメーカーが革が縫えるミシンを販売することも増えましたね。

レザークラフトミシンには家庭用・職業用・工業用の3種類あります。

革製品を作って販売したいなら工業用ミシンがいいと思いますが、一般家庭には重くて大きいので不向きですし、20万円以上もします。

そして何より「そこまでじゃないのよね~」という人が多いと思います。

なので、ここでは家庭用ミシンと職業用ミシンに絞ってそれぞれの特徴を紹介していきます。

それでは早速、選び方や特徴を見ていきましょう♪

とりあえずどんなミシンで革が縫えるのかを知りたい人はこちらから
レザークラフトに人気のミシンメーカー

家庭用ミシン

一般的に家庭で使われているミシンはさまざまな柄の飾り縫いができたり、ズボンの裾上げができるように本体の一部を取り外して筒縫いができたりします。

3種類のミシンの中ではもっともパワーや強度がありませんが、家庭用ミシンでも革が縫える機種はあります。

家庭用ミシンは比較的安く買えるので、予算を低くおさえたい人向き。

ただし縫える厚みやかたさは限定されてしまうので、レザー対応機種かどうかを必ず確認しましょう。

家庭用ミシンに付けられるレザー用の先端がナイフ状になっている針を使うことで、薄い革や柔らかい革を縫うことができます。

関連記事>>家庭用ミシンで革も縫える機種とは?|初心者におすすめはコレ

職業用ミシン

職業用ミシンは家庭用ミシンよりも値段は高くなりますが、その分パワー・強度・縫える革の種類や厚みは断然多いです。

中には工業用に近いレザークラフトができる機種もあるので、ハンドメイド作品を作って売りたい人にもぴったり。

家庭用ミシンからハンドメイドを始めて、もっといい性能を求めて職業用ミシンに買い換える人も少なくありません。

厚地にも耐えられるようにミシン本体が重く設計されていて、作業のたびに出し入れするには不向きなので、ミシン用の作業台を確保する必要があります。

関連記事>>職業用ミシンで革を縫うのにおすすめな機種3選&比較してみた

レザークラフトミシン選びのポイント

縫いたいもので選ぶ

ポーチ、キーホルダーなどの小物

レザークラフトポーチ

小物や布メインで一部に革を使いたい人であれば、家庭用ミシンを選ぶと良いでしょう。

家庭用ミシンでは縫いづらい革がたくさんあるので、無理して縫うと故障の原因になりますが、手で回して縫うのもありです。

バッグやレザージャケットなどの大きな物

レザークラフトバッグ

バッグやレザージャケットなどの本格的なレザークラフトがしたい人は職業用ミシンがおすすめです。

最近ではレザーライダースとかも流行ってますよね。

職業用ミシンは布の縫い目が綺麗でプロも使用していますが、革の縫い目も綺麗に仕上がる機種もありますよ。

厚手が縫えるかをチェック

レザークラフトミシンを選ぶ時には、どのくらいの厚みの革が縫えるかのチェックも大切です。

家庭用でも職業用でも、「厚手に強いミシン」もしくは「革が縫える」と書いてあるミシンを選びましょう。

縫える革の厚みの目安は以下の通りです。

✔️家庭用ミシンで縫える革の厚みは約2mmまで

✔️職業用ミシンで縫える革の厚みは約4mmまで

という場合が多いです。

とはいえ、厚みだけではなく革のかたさ(繊維の密度)によっても、ミシンで縫えるかどうかは変わってきます。

例えば、家庭用ミシンでも1mmで繊維の密度が高く、かたい革は縫えない可能性もあります。

ある意味それは仕方のないことなので、どの革が縫えてどの革が縫えないのかは、実際にミシンを使って試行錯誤して覚えていきましょう。

本体の素材をチェック

基本的にミシン本体は重たい方が安定感があり、縫っている時の振動が少ないです。

振動が少ないと、縫いやすいのはもちろん、本体の緩みを最小限に抑えることができます。

本体はプラスチック製や金属製などミシンの機種によって違うので、性能が革を縫うことにクリアしつつ、金属製の本体の機種を選ぶ方が壊れにくくておすすめです。

ミシンは安物買いの銭失いになりがち

「自分は初心者だから、まずは安いミシンでいいかな」と思っていませんか?

実は、初心者に多いミシンのトラブルのひとつに、安いミシンを使っていることが原因でもあるんです。

安いミシンは耐久性がない、軽い、部品の互換性がないなど、製品としてのレベル自体が低いため、トラブルが起きやすかったりします。

ミシンに慣れていて、構造がわかっている人が使えば綺麗に縫えたとしても、ミシンの構造がわからず、トラブルの対処法がわからない人が使うと、同じミシンでも縫えないことはよくあります。

高いミシンには高いなりの性能とパワー、部品や構造が伴っています。

縫い物に慣れてなくてもミシンの性能で補えたりするので、初心者にこそいいランクのミシンを使って欲しいのが本音だったりします・・

レザークラフトに人気のミシンメーカー

ジャノメ(蛇の目)

ジャノメは日本で一番古いミシンメーカーです。

かなり有名で、知名度が高いので、ミシンに詳しくない人でも聞いたことがあるのではないでしょうか。

ミシンの種類がかなり豊富で、さまざまなタイプの家庭用ミシンが揃っているメーカでもあります。

ジャノメのレザー対応のミシンは、初めてのミシンで、レザークラフト目的という人にも選ばれています。

JUKI(ジューキ)

JUKIのミシンは、綺麗に縫えることでとても人気があります。

専門学校やレザークラフト教室でJUKIのミシンを使っているところが多いように思います。

(私が通っていた服飾の専門学校でもJUKIの職業用ミシンを使っていました。

また、JUKIは工業用ミシンを作っているメーカーなので、

工業用ミシンの性能を、家庭用ミシンや職業用ミシンに搭載しているところも人気の高さの一つです。

baby lock(ベビーロック)
babylock-leather-machine
引用元:baby lock
ベビーロックで売っているミシンはほとんどが布の端をほつれないようにするための「ロックミシン」です。

普通の直線縫い用のミシンも数は少ないなりに販売していて、その中でも職業用ミシンの人気がとても高いです。

余談ですが、ベビーロックを作っている山形の会社が、世界で初めてロックミシンを開発したんですよ。

日本の技術ってすごいですねぇ〜。

レザークラフトにおすすめのミシンの選び方|家庭用か職業用どっちがいいの?まとめ

今回は、レザークラフトができるミシンについて紹介してきました。

ミシンを選ぶときには「厚手が縫えるか」「ミシン本体の素材」「どのランクのミシンか」をチェックしましょう。

革が縫えるミシンは安い買い物ではありませんので、ぜひじっくり悩んでから、自分のやりたいことに合うミシンを選んでくださいね。

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